ひと昔前までは、会社に居続けさえすれば、生活に困ることはなかったし、定年まで勤めあげることが当たり前の世の中。
けど今は、本当にそうだとは言い切れない世の中になってきています。
新型コロナウイルスによる失業
この記事を書いている現在、世界中はまだコロナウイルスの脅威から抜け出せず、日本でも2度目の緊急事態宣言が出されるかもしれないと噂されています。
私は幸いにもこの災害の影響は殆ど受けることなく生活できていますが、観光業、飲食業など、あらゆる業種の人たちが、休業せざるを得ない状況。
そうなると当然、同じ業界の会社は収入がなくなり、抱えている従業員の給料も支払うことができない。
そのため大幅な人件費のカット。
つまりリストラが行われました。
会社は一人一人を助けてはくれない
このような状態でより明るみになったのは、会社は私たちを守ってはくれないということ。
会社は、倒産しないように会社を守るための策はとりますが、従業員の生活やその後の未来までも保障はしてくれないんです。
当然リストラされ職を失った人たちは、生活費さえもままならず、あまりにひどい場合だと、無理心中をする家庭もあったとニュースで報道されていました。
「そんなのひどい、あんまりだ!」
「今まで会社のために働いてきたのに!」
そう嘆いてもどうにもなりません。
私たちが自分たちの生活のことを第一に考えるように、会社も会社のことを第一に考えます。
会社経営で一番コストがかかるのは人件費です。
経営がままならない時には、そこを一番にカットしたいと考えるのは、もはや当たり前なんですね。
会社に依存する生活を辞めるべき
ここまでで何が言いたいのかと言うと、ひとつの収入源だけに頼らず、会社に依存する生活から抜け出さないと何も解決しないということ!
「会社に依存しない」っていうのは、「会社を辞めて一人で働く」という意味ではありません。
「一つの収入源に依存しない」ということです。
よく、
「起業して一人で仕事をすることこそが、自由に生きる道!」
と勘違いいている人を見かけますが、起業したからといって、誰しも自由になれるわけではありません。
むしろ、会社員として働いていても、依存せず自由に生きていける術はあります。
それは複数の収入源をつくること!
会社の給料だけに依存しているからこそ、その会社で自分らしく働くことができないし、本当は辞めたくても辞められなくなってしまう。
そして今回の様にリストラされたとき、何も手元に残らない。
いくら会社で威張っていても、会社から出ればどこにでもいる普通の人間です。
会社で働くことしかできない人は、その会社から追い出されると途端に一文無しになってしまいます。
そうならない為にも、気づいたその時に、収入の柱をいくつか作っておく。
そうすると、たとえ失業したとしても、新しい職場が見つかるまでは別の収入で食いつなげる。
会社に依存せず、「自分で稼ぐ力」を身につけている人こそが、こんな状況でも自由に生きられるんじゃないかな、と思いますね。
コメント